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ヘルスクリエーション コラム
正常化バイアス
2020年 7月 31日

7月に入って、一時期落ち着いていたコロナウイルスの感染者が、また爆発的に増加しています。

当初は、東京の感染者が多く、東京問題と言われていました。



しかし、7月の終わりには、全国に感染が拡大してしまいました。

感染者数は4月の緊急事態宣言のときを、大きく上回っています。




この感染の広がりは、以前お話しした不顕性感染によるものです。


症状があらわれない、または軽度な症状の感染者が、知らない間に他の人を感染させてしまうからです。




さらに、もう一つ心理的な要因も言われてきています。


正常化バイアスというものです。



正常化バイアスとは、災害や事故などの危機的な状況に際しても、それを日常生活の範囲内ととらえ、正常化してしまうことです。


危険な環境にいても、自分だけは大丈夫というふうに、情報を過小評価してしまう特性です。


災害で逃げ遅れたケースなどで、原因の1つとして分析されています。




今回のコロナウイルスに関しても、自分だけはかからない、かかってもたいしたことない、と思って感染対策をせず、感染して重症化するケースがでてきています。



コロナウイルス感染症は、たとえ自分は無症状・軽症であっても、他の人に移してしまい、その人が重症化することが十分に考えられます。



これ以上の感染拡大を防ぐためには、1人1人が危機意識を持ち、自分が感染しない、また人に感染させないことを意識して行動し、また切実に考える必要があると思います。