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ヘルスクリエーション コラム
コロナウイルスワクチン開発の行方
2020年 5月 31日

新型コロナウイルスの感染はまだ世界で続いています。

日本では、緊急事態宣言は終わったものの、新規感染者は毎日でている状況です。


今の状態では、来年の東京オリンピック・パラリンピックも開催されるか心配です。


このパンデミックを終結に導くものとして、期待されているものはワクチンの開発です。

現在世界中で開発されており、日本においても研究されています。

開発されているワクチンは、大きく2つにわけられます。



①遺伝子を用いたもの

ウイルスの設計図といえる遺伝子を用いたものです。


コロナウイルスの遺伝子であるRNAを用いたものと、そのかわりにDNAを用いたものの2つのタイプがあります。


目的は一緒で、コロナウイルスの表面のたんぱく質(スパイクとよばれるもの)を体内で作らせ、抗体を獲得させるものです。



②ウイルスを弱毒化・不活性化したもの


ウイルスそのものを用い、感染しないように、弱毒化・不活性化したものです。

感染しないウイルスを用いて、抗体を獲得させるものです。



開発が先行しているのは、①の遺伝子を用いたワクチンです。


現在、アメリカではすでに臨床試験(ヒトでの適用)が進められています。


しかし、これまで遺伝子ワクチンは承認された経験がないことから、安全性の確保が難しいと思われます。



日本でも、大阪大学を中心として、この①のDNAワクチンが、開発されています。


ワクチンは大量に生産するのが難しいですが、大腸菌を用いて、DNAを大量に増やす方法が研究されています。




やはり課題としては、ヒトへの安全性確保と大量供給のための製造法確立の2点かもしれません。


特に安全性に関しては、健常な人に用いるので、絶対的に必要になります。


まだまだ時間はかかりそうですが、無事にワクチンが完成するように祈りたいと思います。